Moderate daily life

村上信五くんを宇宙一のアイドルだと考えるとある社会人ジャニオタのふわーっとした日常。

さようならは、いつかまたねの意味

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正直、嘘だと思った。嘘であってほしかった。
あんなに関ジャニ∞への愛を真っ直ぐ示してくれた彼が、関ジャニ∞からいなくなってしまうなんて、想像できなかった。し、今でも出来ない。
ジャニーズグループには'卒業'という制度がない。それでも、誰も辞めない訳ではない。そんな事は分かっているつもりだった。元KAT-TUN田口淳之介くんが脱退した際の、あからさまに苦しそうに歌う関ジャニ∞メンバーの顔は、今でも目に焼き付いている。
ずっと続く訳じゃない事は覚悟していたはずだった。だけど、どこかで「関ジャニ∞に限って、もうそんな事はないだろう」とどこかで思い込んでいた。あんなに仲が良くて、子供みたいに笑い合っている彼らは、ずっと同じ夢を追い続けて進んで行くのだと信じてやまなかった。そうあってほしかった。でも、そうであってほしかった1人が、次のツアーにはいない。その現実が、辛くて辛くてたまらない。お腹は空くのに、昼食をいざ摂ろうとしたら喉を通らないし、脳内は彼の顔と言葉でいっぱいだし、涙も出た。明日の研修に集中できる気もしない。どうしてくれんねん、である。

だけど、彼が偽らずに伝えてくれた理由は真っすぐで、重くて、眩しかった。生涯をかけて打ち込みたいものが見つかった事は、素直に喜ばしい事だと思う。よかったね、と心から思った。彼も言っていた通り、音楽を学ぶ事自体はきっと関ジャニ∞に残っても出来る。ただ、学ぶ事には体力がいる。集中力もいる。彼を含めた関ジャニ∞メンバー一同、活動を「命がけ」でやっている以上、両立する事は難しいし、他のメンバーに失礼だと、そう彼は考えたのかな、と勝手に推測した。関ジャニ∞を心から愛しているからこその決断だったのかな、と、会見の全文を読んで思った。他メンバー全員が言っていたけれど、彼の人生である以上、止める事も責める事も出来ない。彼の人生の責任は、彼にしか負えないのだ。
Twitterで見て心から共感したけれど、これは'脱退'じゃなくて'卒業'なのだと思う。メンバーの1人の言葉を借りれば、'門出'だ。彼の歌なら天下を獲れる、頑張ってね、と送り出さなければいけないのだと、私個人としては思っている。それがファンのあるべき姿なのかもしれない。

それでも、我儘を言わせてくれるのなら。辞めないでほしい。行かないでほしい。あなたの事が大好きなメンバーを、置いて行かないでほしい。ずっと関ジャニ∞の真ん中で歌っていてほしい。同じ夢をずっと追いかけていてほしい。悲しい、寂しい、辛い。引き止めたくて堪らない。
会見全文を何度読んでも、私の知っている、見てきた関ジャニ∞のままなのに。引き止めたくて、いてほしくて、でも止められない事は目を見たら分かってしまう。バラエティだって楽しくやっていて、関ジャニ∞が大好きで、何気ない日常が楽しくてたまらない。不器用で絆が深くて、どんな時も全力で楽しく進んで行く。そんな彼らが、関ジャニ∞がいるのだ。
一部報道であったような、何もかも嫌になって逃げ出していく、みたいな、そんな彼はどこにもいない。いるのは、様々な事を考えた上で次のステージへ進むことを決めた彼と、受け止めてはいるけど今日が来てほしくなかったと涙するメンバー、勝手な決断だという憤りを隠せないけれど嫌いになれないと吐露するメンバー、彼を愛していると言ってはばからないメンバー、彼を兄貴と慕って真っ直ぐ向き合うメンバー、彼1人に話をさせるのは心配だから付いて来たというメンバー、彼にしか奏でられない音楽があると信じているメンバー…。私の知っている関ジャニ∞そのものなのだ。
だから彼を、関ジャニ∞を嫌いになれない。大好きだって思う。これからも付いて行きたいと思うし、受け止めて送り出したいと思う。不器用で、真っ直ぐで、底なしに優しい彼らは、やっぱり最強で最高だ。心からそう思う。

しっちゃかめっちゃかな文章からお察しいただけると思うが、まだ受け入れきれていないし、完全に受け入れるには時間がかかるだろう。それでも、はったりでも良いから、笑顔で彼を送り出したい。沢山の感謝と愛をこめて。

渋谷すばるくん、本当にありがとう。沢山私を救ってくれたあなたの歌がまた聴ける日を、いつまでも待っています。大好きだよ。どうか、あなたの思う道を、思うがままに進んでください。
渋谷すばるくんと、彼が誇りに思うと言ってくれた、6人になる関ジャニ∞の未来が、笑顔で満ちたものでありますように。ただそれだけを心から願っています。

 

タイトルは、今日頭から離れなかったこの曲の歌詞からワンフレーズお借りしました。

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